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Macの中にMAMPでWordPressを構築する方法

Macの中にローカル環境のWordPressを構築すると、テーマの作成、プラグインのテスト、記事の下書きなどに凄く便利です。

MAMPを使用すると凄く簡単にできたので、構築方法を綴ります。

構築の方法

難しいことは何もなく、以下の3つの作業をするだけで、Macの中にWordPressを構築できます。

  1. MAMPインストール
  2. phpMyAdminでデータベース作成
  3. WordPressインストール(作成したデータベースとの紐付け)

以下に順番に説明します。

Mampダウンロード

まずはこれがないと始まらない、MAMP。

MAMPのアイコンとバージョン表示の画面

MAMPは、Webのテストサーバーを構築できるアプリケーションです。Apache、Nginx、MySQL、PHP、phpMyAdminがパッケージングされていて、これらを簡単に利用することができます。

VirtualBoxやParallels Desktopなどの仮想環境でも同様のことができますが、仮想環境だとOSの設定なども必要になるので面倒。homebrewなどのパッケージ管理ソフトを利用し、それぞれ必要なソフトをMacにインストールしてもいいのですが、これも設定が面倒。

Mampは必要なソフトが設定・パッケージングされているので、サッと起動してパッと気軽にテストができるのが最大の特徴。

公式サイトからOSX版をダウンロード。

*有料のMAMP Proも一緒についてきますが、MAMPのみであればフリーで使用できるので気にせずにダウンロード。

この記事を書いている時のバージョン。MAMP & MAMP Pro 3.5(266MB)

Mampインストール

ダウンロードが完了したらインストールを実行。

*「開発元を確認できませんでした」という警告が出てインストール出来ない時は、「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」→「一般」→「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」にある、「このまま開く」を選択する。

MAMP Proをインストールしたくない時

インストールしても起動しなければいいだけなので気にする必要はないと思いますが、有料版・必要ないモノを入れたくないという時は下記のように。

MAMPのインストール画面
インストールの途中で、「カスタマイズ」を選択。

MAMPのインストールカスタマイズの画面
MAMP PROのチェックマークを外してインストール。

とりあえずMAMPを起動してみる

インストールが完了したらMAMPを起動。

MAMPのランチャー画面
「サーバーを起動」を選択。

MAMPのスタート画面
ブラウザが立ち上がったら、「私のウェブサイト」を選択。

画面に Index of / と表示されたら成功。

http://localhost:8888/ とアドレスを打ってもアクセスできます。

*ブラウザが立ち上がらない時は、下記画像の「オープンWebStartの」を選択。
MAMPのランチャー画面、オープンWebStartを赤枠で表示

MAMPのドキュメントルートの位置

MAMPのルートディレクトリの位置は、「アプリケーションフォルダ」→「MAMP」の中にある「htdocsフォルダ」になります。
MacのFinderでhtdocsフォルダを表示し、赤枠で囲っている画面

http://localhost:8888/ のアドレスは、htdocsフォルダの中を見ています。

他の場所にしたい時は、MAMPの設定から変更可能です。

ホームページなどを開発する時は

「index.html」を「htdocsフォルダ」の中に置けば、ブラウザで表示が可能です。

アドレスは http://localhost:8888/index.html になります。

WordPressを構築

MAMPのインストール、動作を確認したので次はWordPressを構築。

公式サイトからWordPressをダウンロードして、MAMPのルートディレクトリ「htdocsフォルダ」の中に置き、データベースの作成、WordPressの設定をする作業になります。

WordPressじゃない、他のCMSを構築する時も「htdocsフォルダ」の中に置くことになります。

WordPressのダウンロード

日本語の公式サイトよりWordpressをダウンロード。

この記事を書いている時のバージョン。Wordpress4.4.1(7.8MB)

htdocsフォルダに配置

ダウンロードしたWordPressを、MAMPの「htdocsフォルダ」に移動して配置は完了です。

FinderでhtdocsフォルダにWordPressフォルダを配置した画面
画像のような配置になります。

この配置のアドレスは、http://localhost:8888/wordpress/ になります。

wordpressフォルダの中身をhtdocs内に配置をする下記の画像のようにすると、 http://localhost:8888/ がアドレスになります。
htdocsフォルダにWordPressフォルダの中身を配置した画面

phpMyAdminでデータベースの作成

WordPressは記事や日付、コメントなど多くのデータをデータベースに保存しています。

WordPressの設定を始める前に、データベースにWordPressが利用できるスペースを作成してあげる必要があります。

  1. MAMPを起動
  2. サーバーを起動
  3. ツールからphpMyAdminを選択
  4. データベースを選択
  5. データベース名「wordpress」と入力(好きな名前でも大丈夫です)
  6. 作成を押す

Mampのメニューでphpmyadminを選択する画面
phpMyAdminを選択。

phpmyadminでデータベースを作成する画面
データベースを選択して、データベース名「wordpress」を作成する。「照合順序」は触らないで大丈夫です。

phpmyadminでデータベース、wordpressを作成した画面
データベースが作成できたら完了。

phpMyAdminが選択できない時

2017年3月31日に追記

久しぶりにMAMPを使用しようとしたら、phpMyAdminが選択できなかったので対処法を書いておきます。

Mampでphpmyadminがグレーアウトして選択できない画面
上の画像のようにグレーアウトしてしていて選択できませんでした。

Mampのバージョンを表示した画面

Mampで使用するPHPのバージョンを選択する画面
解決方法は、MAMPの設定画面で、 PHPのバージョンを「7.0.15」にしたらphpMyAdmin選択できるようになりました。

私の環境のせいかもしれませんが・・・。

Macの中のWordPressにアクセスして設定をする

データベースの作成が完了したら、Macの中のWordPressにアクセスをして設定をすれば使えるようになります。

  1. MAMPを起動
  2. サーバーを起動
  3. 「私のウェブサイト」を選択。アドレス http://localhost:8888/wordpress と打ってもアクセスできます。
  4. wordpressを選択。

Wordpressのインストール画面。「さあ、始めましょう!」の選択ボタンを赤枠で表示
この画面が出てくれば間違っていないです。

WordPressのインストール

以下の項目を入力する必要があります。

  1. データベース名(作成したデータベースの名前)
  2. データベースのユーザー名(MAMPデフォルト:root)
  3. データベースのパスワード(MAMPデフォルト:root)
  4. データベースホスト(MAMPデフォルト:localhost)
  5. データベースの接頭辞(変更する必要なし)

Wordpressのインストール画面、使用するデータベースの情報を入力する画面
データベースを「wordpress」の名前で作成していれば、ユーザ名とパスワードをrootと入力して他は変更せずに送信。

Wordpressのインストール画面。「インストール実行」の選択ボタンを赤枠で表示
この画面が表示されたら、インストールを実行

WordPressの設定

この作業が最終作業になります。

Wordpressの初回起動の設定画面。サイト名や管理者情報を入力する画面

以下の項目を入力する必要があります。全項目、後でWordPressの管理画面から変更可能です。

入力が完了したら、「WordPressをインストール」。

Wordpressの設定完了画面。「完了しました!」の表示
これでWordPressが使用できるようになります。

Wordpressのログイン画面
ログイン画面から、先ほど決めたユーザ名とパスワードでアクセスできます。

プラスアルファ

上記までの内容が、Mampの環境でWordPressを構築する方法になります。

最後に、

の方法をプラスアルファとして記載しておきます。

PHPのバージョンを任意で決める方法

Mampのphpのバージョン確認画面、php7が選択可能
Mampの Ver.4.1.1 で選択できるPHPのバージョンは、上記の画像のように「7.1.1」と「7.0.15」です。でも、古い「5系」を使いたいなどの場合もあると思います。

そんな時は、macOSのアプリケーションにある「Mampフォルダ」の中の、/bin/php/phpのバージョン名のフォルダ の、使わないバージョンの「phpフォルダ」の名前を下記のように変更します。

FinderでMampのphpフォルダを表示

例) php7.1.1php7.1.1X に変更。

Finderでphpフォルダの名前を変更した後の状態を表示

例として、「X(エックス)」にしましたが、名前を変えればいいので好きな文字で大丈夫です。上の画像のように、「php7.1.1X」「php7.0.15X」のように変更すると、下の画像のようになります。

Mampのphpのバージョン確認画面、php5が選択可能になった
画像のように、「php5.6.30」「php5.5.38」が選択できるようになります。

元に戻す時は、変更したフォルダの名前を元に戻せばOKです。

.htaccessを有効にする

Mampで「.htaccess」を有効にするには、「Mampフォルダ」の中の /conf/apache/httpd.conf の「httpd.confファイル」の内容を下記のように修正します。

Finderで、httpd.confファイルを表示

<Directory />
    Options Indexes FollowSymLinks
    AllowOverride none
</Directory>

上記の内容を、下記に変更。

<Directory />
    Options Indexes FollowSymLinks
    AllowOverride All
</Directory>

AllowOverride noneAllowOverride All にする。

これで「.htaccess」が有効になります。

WordPressを再インストールする・複数インストール

WordPressを真っさらな状態に戻すのは凄く簡単にできます、

上の2つを削除し、もう一度このページに書いてある内容の、データベースを作成・WordPressのインストールを実行するだけです。

WordPressを複数インストールのも簡単にできます。

だけです。

複数インストールは分かってしまえば単純なのですが、データベースとWordPressを複数用意し、それぞれ紐付け作業をしてあげるだけです。

Mampのアンインストール

何らかの理由でMampをアンインストールしたい時は、下記のフォルダを削除するだけでOKです。

アプリケーションのMampフォルダを削除する。(/Applications/MAMP)

気になる場合は、ターミナルで下記のコマンドでMacの中を検索できます。

$ sudo find / -iname *mamp*

上のコマンドで、Macの中の mamp と名前のつく、ディレクトリとファイルが大文字小文字に関係なく検索されます。

他にも、

/Users/ユーザ名/Library/Caches/com.apple.helpd/Generated/de.appsolute.MAMP.help
/Users/ユーザ名/Library/Caches/de.appsolute.MAMP
/Users/ユーザ名/Library/Preferences/de.appsolute.MAMP.plist

のファイルがありますが、お好みで消してください。

まとめ

言葉で書くと長く感じますが、Macの中にMAMPでWordPressを構築するには、

  1. MAMPインストール
  2. phpMyAdminでデータベース作成
  3. WordPressインストール(作成したデータベースとの紐付け)

上の3つが作業内容になります。

WordPressのテーマを改造、プラグインを手当たり次第に試す、記事の下書きをプレビューで確認、データベースの中を覗いてみる、などなどが簡単に気軽にできるようになります。

簡単に構築できるので、MAMPとWordPressの組み合わせはオススメです。